浄土宗
十一面観世音菩薩
寛永11(1634)年
寺伝では寛永11年(1634)創建とされているから、350余年の寺歴を持つ寺であるが、今は近くの西光寺の持ち寺となっている。広い寺域の中に昭和11年新たに建立された御堂が建っている。方3間、切り妻屋根、トタン葺きの質素な御堂である。観正院は新善光寺の末で、元禄8年(1695)本誉古山上人の開山と伝え、本尊は運慶作の十一面観音像と伝える。堂守がいない観音堂は日頃は戸締まりされている。半島中部の丘陵地に有り、山深く、緑多く、静かで落ち着く環境の中にある。
三浦郡葉山町上山口2163
046-878-7113(西光寺)
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